傘は、毎日使うものではないからこそ、気づかないうちに少しずつ傷みが蓄積していくものです。
骨が曲がってしまったり、長年の使用で生地が擦れてしまったり、手元や石突の塗装が剥がれてしまったり。けれど前原光榮商店では、そうした傘を“買い替えるもの”ではなく、“修理しながら使い続けるもの”として考えています。

今回は、実際に店舗へ修理をご依頼いただいた際、どのような流れで修理内容をご相談しているのかをご紹介いたします。長く愛用していただくための、前原光榮商店の修理対応についてぜひご覧ください。
店舗ではまず、スタッフが傘の状態を確認いたします。
「かなり昔に購入した傘だけど修理できるだろうか」 というご相談をいただくことも少なくありません。前原光榮商店では、弊社のネームが付いている傘であれば、基本的に修理対応が可能です。
実際に傘を拝見しながら、現在の状態や修理可能な箇所について確認していきます。

修理受付では、単純に壊れている箇所だけを見るのではなく、傘全体の状態を確認していきます。
たとえば、
• 生地の汚れや傷み
• 骨の折れや曲がり
• 骨全体のサビ
• 中棒や石突の塗装状態
• タッセルやパーツの欠損
など、細かな部分まで確認いたします。
長く使われた傘は、一部分だけでなく全体に経年変化が起きている場合も多いため、職人目線で総合的に状態を見極めながらご提案を行っています。
経年劣化による骨のサビ

骨の折れ

ほつれてしまったタッセル

水の侵入を防ぐ陣笠殺しにもヒビが…。

前原光榮商店の修理では、元へ戻すだけではなく、古いパーツを新しいものに変えることで、仕様を変えながら新しい一本として生まれ変わらせることも可能です。
たとえば生地の張替えでは、在庫のある生地の中から別カラーや別柄を選ぶこともできます。「思い出の傘を、少し雰囲気を変えて使い続けたい」そんな楽しみ方ができるのも、修理対応ならではの魅力です。
色味や生地にお悩みでしたら、お気軽にスタッフにご相談ください。

また、タッセルなどの付属パーツも選び直すことができるため、修理を通して自分だけの一本へ育てていく感覚も味わっていただけます。

修理内容は、お客様のご希望だけでなく、傘の状態を踏まえてご提案しています。
例として、骨が一本折れている場合でも、全体にサビが広がっている場合には、今後の耐久性を考えて「総骨交換」をおすすめすることがあります。
もちろん、一本だけの交換も可能です。
ですが、サビが進行している骨は折れやすく、生地を汚してしまう原因にもなるため、長く使うことを考えると全体交換の方が安心な場合もあります。
また、中棒や石突の塗装剥がれについても、補色や塗り直しなどのメンテナンスが可能です。単なる“修理”ではなく、これから先も気持ちよく使い続けるための整備として、状態に合わせたご提案を行っています。

修理内容が決まりましたら、その場でお見積もりをご案内いたします。
お支払いは、
• 現金
• クレジットカード
• 交通系IC
• QRコード決済
など、各種キャッシュレス決済にも対応しております。
また、修理完了後は、店頭受け取り/配送のどちらもお選びいただけます。
仕上がりのご連絡も、お電話・メール・ショートメッセージなど、ご希望に合わせてご案内しております。

傘は、壊れたら終わりではありません。
生地を張り替え、骨を交換し、傷んだ部分を整えながら使い続けることで、一本の傘はより愛着のある存在になっていきます。
前原光榮商店では、ご購入後のメンテナンスや修理も含めて、“永く使う傘”を支えていきたいと考えています。
お使いの傘で気になる部分がございましたら、ぜひお気軽に店舗スタッフまでご相談ください。
その他の修理依頼も受け付けております。
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