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Tidbits about umbrellas

長傘の正しい開き方・閉じ方

雨が降ると当たり前のように傘をさし、室内に入ると閉じる。普段何気なく開閉している傘ですが、実は傘には正しい開き方や閉じ方があります。誤った開閉方法で使っていると、短い時間でも傘を傷めてしまうことも…。
そこで、改めて長傘の正しい開き方・閉じ方を見てみましょう!

長傘の正しい開き方・閉じ方

雨傘をしのいでくれる傘ですが、実はとても多くの細かなパーツを組み合わせでてきている精巧なものです。前原光榮商店の傘は骨など耐久性の高いものを使用しておりますが、それでも傘とはとても繊細なアイテムなのです。

長傘を開くときのポイントは「布を軽くほぐす」

傘を開くときは、必ず手首を軽くひねって傘の生地をほぐしてあげましょう。
ネームを取ってすぐに勢いよく開いてしまうと、生地が絡んで傘骨に大きな負担がかかり傷める可能性があります。必ず2~3回軽く振って生地をほぐしてから、そっと開いて。

布を軽くほぐす

長傘を閉じるときのポイントは「ろくろを前後する」

傘を閉じた後、傘をぶるぶると回して水をはらっていませんか?
傘は、構造上「ロクロ」という中棒のつなぎ目の部分を前後させる動きにはとても強いのですが、回転する動きにはとても弱いです。回転すると「ロクロ」に遠心力がかかり、大きな負担となって、傘ががたついてしまう原因になります。開くときのポイントとして「軽く」振るとしたのも、このためです。
水をはらう際は周りに気を付けてロクロを前後することで水気を切りましょう。

ろくろを前後する

また、傘の閉じ方にもポイントがあります。
傘を閉じる際は左手の親指と人差し指で下ロクロをつまみ、少し前に押し出しながら中指で上ハジキを押し込んで、ゆっくりとしまいましょう。こうすることで、傘のダメージを減らすだけでなく指をはさんでしまう心配もありません。

傘の閉じ方のポイント

いかがでしたでしょうか?
正しい開閉方法で使うことで、傘が受けるダメージを減らして愛用している傘を長くお使いいただける一助になれば幸いです。