ファーストビュー

EXIV

エクシヴ

高品質の素材と丁寧な手仕事が、
品性と知性を兼ね備えた
"紳士"にふさわしい
「エクシヴ」シリーズ。

仕立ての良い靴や鞄と共に携えたい、
紳士のレインアイテム。

傘のカーヴに沿って生まれる
”黒へのグラデーション”が魅力の「エクシヴ」。
生地のきめ細かい光沢がグレード感を醸し、
ふちの”真田耳”やネーム紐の”輪環”仕様など
クラフトマンシップにあふれるシリーズです。

青い傘の生地の画像

職人の手仕事による希少性の高い”小巾生地”

傘を開くと、骨のカーヴに沿って黒への色の変化を楽しめる「エクシヴ」。
シックで重厚感のあるグラデーションが魅力のこの生地は”シャンブレイ生地”。経糸と緯糸に別の色を用いて織る技法で、エクシヴは経糸にブラックの糸を使用しています。
前原光榮商店で扱う傘生地「甲州織」は、織る前に図柄の色ごとに糸を染める『先染め』が大きな特徴です。2色以上の色の糸を使うシャンブレイ生地は先染めならではの技術。発色の美しさはもちろんのこと、見る角度や方向によって色が変化し、単色にはない趣あふれる表情を呈します。
また甲州織のもう一つの特徴は『高密度』。細い番手の糸で密度の高い生地作りを得意とします。その甲州織の中でも「エクシヴ」は「小巾(こはば)生地」を採用しています。昔から受け継がれた幅の狭い織機で熟練の職人によって織られた小巾生地は、経糸に撚り合わせた糸(双糸)を用いることでさらに密度が高く贅沢な生地。また反物の耳をそのまま傘の”ふち”として活用することができ、傘に仕立てた時に無駄がなく高級感のあるシルエットに仕上がります。

生地の機械の画像1
生地の機械の画像2

クラフトマンシップ1-真田耳(さなだみみ)

傘のふちにぐるりと配された細かい模様は”真田耳(さなだみみ)”。
傘のふちは生地の反物の「耳(みみ)」にあたる部分で、生地を織る際にその部分に真田紐の織り方を応用した技術を加えています。真田紐とは、茶道具や骨董品などを納める桐箱にかける平たい織紐のこと。名前の由来となる真田家は山梨県に所縁があることに着想を得て採用されたこの技法には、傘をより楽しんで使ってほしいという生地職人の遊び心と工夫が垣間見られます。真田耳は糸をふんだんに使用する技術で、光の加減で浮き沈みする繊細な模様が高級感を演出し、同時に強度も高めるというメリットも。

クラフトマンシップ2-輪環(わかん)

傘を閉じて巻く時の紐「ネーム紐」は、多くがパチンと留めるスナップボタン仕様が主流の昨今、「エクシヴ」は昔ながらの「輪環」仕様としました。
「輪環」はいまや傘全体にクラシカルな雰囲気を演出し、特別感を際立たせてくれる傘のパーツです。作成して仕上げる工程がスナップボタンの何倍もかかり大変手間のかかる作業ですが、細部にこだわることによって技術の継承し職人の手仕事を感じていただきたい思いで敢えて採用しています。 職人の息づかいが宿るディテールをお楽しみください。

商品紹介

【紳士】エクシヴ ダークブルー

【紳士】エクシヴ ダークブルー

33,000円(税込)~

メンズ傘のなかでもブラックと並ぶ人気のカラー、ダークブルー。
落ち着いた印象で使いやすく、どんなシーンでも活躍してくれる頼もしい存在です。

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【紳士】エクシヴ シルバーグレイ

【紳士】エクシヴ シルバーグレイ

33,000円(税込)~

スタッフ一押しカラーのシルバーグレイ。
一見地味になりがちなグレーも、メタリックな光沢感のあるシャンブレイ生地でひときわ存在感の強い一本に。

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【紳士】エクシヴ ボルドー

【紳士】エクシヴ ボルドー

33,000円(税込)

上品さや優雅さを演出するボルドーはメンズ小物としても人気のカラーです。
ネイビーやブラック、ブラウンなどのベーシックカラーとよくマッチし、雨の日のコーディネートに華を添えます。

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